「鍋島」ブランドは富久千代酒造（佐賀県）を支える主役銘柄。
鍋島ブランドは、とにかく胴ラベルが美しい。
ラベルと文字の色の組み合わせが非常に多いんです。
カラフルなラベルを見ていると愉しくなりますよ。
個性的な銘柄を3つ選出しました。
名前がかっこいいものもあります。
国内の日本酒鑑評会のみならず、IWC（インターナショナル･ワイン･チャレンジ）等の世界大会でも数々の賞を受賞しています。
富久千代酒造は五感に優しく響く酒造りを目標としています。
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かっこいい日本酒の銘柄一覧（画像早見表）
鍋島 特A山田錦
黒い瓶に白っぽいラベル、趣のある筆文字。
茶色の「かけ和紙」と赤茶色の「徳利結び」。
丸い金色のシールには、「限定品」「山田錦」と書いてあります。
真っ黒な化粧ケースも付き、全体的に高級感があってかっこいい銘柄です。
この銘柄の特徴
富久千代酒造創業初期からある、鍋島ブランドの顔となる代表酒です。
世界的にも評判が良く、ほぼ完璧な出来栄え！
上品で、すがすがしい吟醸香。
甘いフルーティーな旨味が口の中で広がります。
お米の旨みがしっかりとあるピュアな日本酒です。
この銘柄のスペック
日本酒ランク：大吟醸
醸造元：富久千代酒造（佐賀県）
精米歩合：35%
アルコール度数：17度
酒米：兵庫県特A地区山田錦
濃淡：濃厚
適温：5～10℃
内容量：1800ml（8千円台～）
720ml （4千円台）
鍋島 隠し酒
「鍋島」の文字が左右反転していますが、印刷ミスや画像作成ミスではありません。
これがいわゆる「隠し酒」通称「裏鍋島」の証です。
何故、このような名前を付けたのでしょうか？
外観の特徴としてはこれだけですが、ラベルが面白いので取り上げました。
紫色と黒の配色がかっこいい。
この銘柄の特徴
純米吟醸は「山田錦」「五百万石」「きたしずく」「雄町（おまち）」「雄山錦（おやまにしき）」などの酒米を使って醸します。
それぞれの酒米に応じた味に仕上がります。
鍋島の「隠し酒」は、異なる酒米で仕上がった純米吟醸を幾つか混ぜ合わせたお酒です。
数年前からこのような造り方に変わりました。
その時々でブレンドする純米吟醸が異なるため、「隠し酒」の味もその時々で微妙に異なります。
これが「隠し酒」通称「裏鍋島」と呼ばれるゆえんです。
ほんのり爽やかな完熟したフルーツの香り。
華やかな酸味とスッキリした旨みの飲み口。
ジューシーなしっかりとした甘み。
喉の奥が心地よいほどのキレ味。
この銘柄のスペック
日本酒ランク：純米吟醸
醸造元：富久千代酒造（佐賀県）
精米歩合：50%
アルコール度数：16度
酒米：山田錦
日本酒度：+5
酸度：1.3
濃淡：濃厚
甘辛さ：辛口
適温：冷やして
内容量：1800ml（3千円台）
720ml （1千円台）
鍋島 Blossoms Moon
ピンク色のラベルが美しい。
「Blossoms Moon」と言う名前もかっこいいです。
ピンク色と「Blossoms」と言えば「桜」。
桜色のラベルに黄色い小さな「鍋島」のロゴ。
他の銘柄と比べると「鍋島」の文字が小さいです。
あまり鍋島ブランドを強調したくない、特別なお酒なのでしょう。
洋酒のイメージの日本酒です。
この銘柄の特徴
春限定・数量限定の純米吟醸です。
春夏秋冬、四季それぞれに数量限定で「Moon」シリーズが造られます。
春らしい、爽やかで華やかな果実の香り。
軽やかで優しい口あたり。
ジューシーな味とフルーティーな香りが口の中に広がります。
力強い旨み・コク・苦み・甘みのある味わい。
キレが良く、喉越しが心地いい。
力強そうな名前の酒米ですが、とてもスッキリしたお酒です。
この銘柄のスペック
日本酒ランク：純米吟醸
醸造元：富久千代酒造（佐賀県）
精米歩合：50%
アルコール度数：15度
酒米：但馬強力（たじまごうりき）
酵母：非公開
日本酒度：非公開
酸度：非公開
アミノ酸度：非公開
適温：5～15℃
内容量：1800ml（5千円台～）
720ml （4千円台）
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